東日本大震災では、緊急時の心構えや避難場所への迅速な移動が、その後の命に大きく関わったことは記憶に新しいでしょう。では、私たちの地区の避難場所はご存知ですか? 多分学校だろう、近くの公園に行けばいいんじゃないか。…だいたいそんなイメージはつくはずですが、9月1日の防災の日を迎える前に、一度避難場所についておさらいしておきましょう。
避難場所には、発災からの時間経過や災害の大きさによって、3種類の区分があります。
1. いっとき避難場所
・落ち着いて状況を確認:自宅に倒壊の危険がなく、周辺で火災が発生するおそれがない=避難の必要がなさそう…避難する必要があるか迷う場合は、「いっとき避難場所に行き、状況を確認しましょう。
・当地区のいっとき避難場所は・・・「山内公園」です。隣近所に声をかけ、お互いに助け合いましょう。特に、お年寄りや身体の不自由な方の安否を確認しましょう。
2. 地域防災拠点
・さあ避難!:電気のブレーカーを切り、ガスの元栓を閉めてから避難しましょう。そして地域防災拠点へ!
・当地区の地域防災拠点は・・・「美しが丘小学校」です。
・防災備蓄庫があり、避難生活の場となります。援助物資の配布場所にもなり、安否情報も集約されます。地域医療救護拠点でもあり、また循環式地下貯水槽(60t)が設置されています。これは、一人あたり一日3リットルの水を利用するとした場合、20,000人分の量に値します。
3. 広域避難場所
・自宅周辺や地域防災拠点周辺で火災が起きているとき:大地震によって発生した火災の延焼拡大が見込まれる場合、火災が収まるまで避難しましょう。そこから地域防災拠点に向かい、緊急時の水や食料を受けてください。
・当地区の広域避難場所は・・・「たまプラーザ団地」です。
備えあれば憂いなし。「青葉区防災マップ(PDF: 9.5MB)」も併せてご覧ください。